キャンプ用のホーロー鍋

ろんがあ

2007年04月20日 19:18

私・ろんがあは、キャンプではホーロー鍋を使っている。

ステンレスのクッカーセットを使っているキャンパーが多いと思うが、
ろんがあはステンレスがあまり好きではない。

昔、山登りをしていた頃は、アルミのチロルコッヘルが当たり前だった。
バックパッカーにあこがれがあったので、ソロでのトレッキング的な縦走が多く、
それほど標高の高い山には行かないので生米で飯炊きしていた。
ソロトレッカーだから当然、食器など使わずコッヘルから直に食べるスタイルだ。

ある時、ステンレスのコッヘルが発売された。

アルミとは違う鏡のような輝きで、思わず買ってしまったが、
家に帰ってから、その重さにやや後悔もしていた。

そして試しに飯を炊いてみた。

焦げた。
みごとに焦げ付いた。

熱の回りがアルミとは全然違うので、火加減がわからず焦がしてしまったのだ。

そんなこともあってステンレスはお蔵入りとなり、またアルミのコッヘルにもどったのだ。

しかし最近はアルツハイマーを恐がって、一般にアルミは敬遠されている。
登山用のコッヘルも内側にフッ素コーティングなんかされて、ティファールのような状態。

ところで、ティファールはオートキャンプに使う鍋としては非常に合理的で良さそうだ。
取っ手が取れてコンパクトにまとめられるし、ペナペナのアルミコッヘルよりしっかりしている。
でもフッ素コートが他より耐久性があるとはいえ、やはり使っているうちに徐々に性能が落ちてくる。
だんだん使いやすくなってくるダッチオーブンなどに比べると消耗品的なイメージになるので、道具としてのロマンはないか。


さて、子供も大きくなってきたのでファミリーキャンプでも始めようと、道具を少しずつそろえ始めた。

鍋類は無難にステンレスにするかとちょっと迷ったが、オークションで安いキャンプ用のホーロー鍋セットを見つけた。
青地に白い点々が散ったホーローのやつだ。

ホーローなら割れる心配はないし、重さはクルマを使うキャンプでは問題にならないし、
とにかく安かった。
確か送料込みで2000円台だった。

ボールやカップも4人分セットになっている。
わが家のために誂えたようではないか!(そんなわけないが)

それに、なんかアメリカのオートキャンプっぽい雰囲気があっていいのではないか?

早速落札した。


現在も、使い心地に問題はない。クラシカルなキャンプイメージで気に入っている。
しかし残念なことに、
セットのうちの大鍋を落として、底面のエナメル質が剥がれてしまったのだ。

直径26センチほどで7リットル程度の大鍋なので、カレーやシチューをタップリつくる時に重宝で、嫁も家で日常的に使っていたのだが‥‥

落としてしまった。


そんなわけで先日、ホーローの大鍋に代わるものとして
安いダッチオーブンを買ったわけだが、
それもヒビが入ってしまったというわけだ。

さて、次はどんな鍋にしようか?


まてよ‥‥二度あることは三度ある?

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