2007年07月20日

マヨネーズ活用法

ろんがあは、どうやらマヨラーらしい。

自分では意識したことはなかったが、つい最近
「おとうさんって、マヨラーだよね」と、家族に指摘されて気がついた。

マヨラーというとSMAPの香取慎吾の
<いつもポケットにマヨネーズを入れておき、
 学校の帰り道、道に生えている草を摘んでマヨネーズをかけて食べていた>
というエピソードを思い出す。



ろんがあなど、とてもそこまでのマヨラー体質ではないと思っていたのだが‥‥

確かに、朝食でパンに塗る物といえば、80%がマヨネーズ。
たまに気分を変えてタルタルソース、
それらがない場合にジャムやバターといったあんばいだ。

しかも家族にいわせると、使う量も「どんだけ〜」というほど多らしい。
たとえば食パン一枚にチュチュ〜とマヨネーズをしぼり出してパンを二つ折りにした時、
脇からデロッとはみ出なくては気が済まない。
自分ではそのくらい使うのが当たり前だと思っていた。

そうか、世間ではこのくらいのマヨネーズ好きをマヨラーと呼ぶのか、
初めて気がついた。ビックリした。

ところでマヨネーズといえば、こんな思い出がある。

20代のころ、沢登りにはまった。

沢登りというと、ロッククライミング技術を磨いて、滝を登り、
ゴルジュ(両岸の岸壁が切り立ち水流が集中する場所)をへつり、山頂を目指す。
そして体力を温存するため、なるべく水に濡れることなく
難所を突破することが良しとされていた。



しかし当時、
ごく一部でウォータークライミングという“楽しみ方”が話題になっていた。
「泳げるところはジャンジャン泳いで楽しもう」という登り方だ。

濡れることを良しとすると、
高度な登攀技術を必要とするような難所も水泳力さえあれば突破が可能になるし、
カラダ全体で沢を楽しむ、より深い自然への没入‥‥要するに、ひたすら楽しいのだ。
(傾斜の緩い滝ならウォータースライダーだってできる。ただし危険だが)

で、ある夏の日、ロッククライミングをやっていた弟と、
大菩薩の泉水谷の支流、小室川谷へ出かけた。
ここは関東でも有数の美渓、しかも泳ぎが楽しめる沢でもあった。

食料は家にあったものを適当にまとめて、
さらに庭先になっていたナスを数本、ザックに放り込んだ。

実はろんがあは「焼きナス」が大好物なのだ。
特に、油をタップリ染みこませてこんがりと焦げ目がつくまで焼き、
生醤油をドバッとかけたものがたまらない。
居酒屋などではおかかやショウガなど薬味が付いてくるが、こんなものは要らない。
油のからんだ生醤油がイイのだ。

クルマで奥多摩湖の上流、三条新橋まで入り、林道を30分ほど歩いてから沢筋へおりる。そして小室川谷の遡行開始。次々現れるゴルジュや滝壺はガシガシ泳ぎ、滝に打たれてシャワークライム‥‥
そして夕方、ビバークに適当な平らな場所にツエルトを張り、たき火で暖まりながら夕食の準備。よく泳ぎ、よく登ったので腹はペコペコ。さあうまい焼きナスを喰うぞと、

焼こうとしたところで気がついた。

油を持ってくるのを忘れた‥‥


ろんがあにとって油なしの焼きナスは、あんこの入っていないアンパン、スープの入っていないラーメン、気の抜けたビール以上に考えられない。
後戻りできないゴルジュの先で、直登も高巻きもできない大滝を見上げたような絶望感。

しかし次の瞬間、
ろんがあは火にかけたフライパンに、マヨネーズを一気にチュルッとしぼり出したのだ。
唖然としてみている弟。ヤケを起こしたかのような行動に出た兄(ろんがあ)。

しかし、しかし、驚くなかれ、
フライパンの中のマヨネーズはチリチリと小さな音を立てながら加熱されていき、
やがて透き通ったサラダオイルになってしまったではないか!

それでナスを焼いてみると、マヨネーズっぽい味は皆無。
普通のおいしい焼きナスができあがったとさ。



もともとマヨネーズは卵と酢とサラダオイルでできている。
加熱することでお酢の酸味は飛んでしまうし、
卵の成分はサラダオイルに溶け込んでしまうのか、透き通ったオイル状になるのだ。

マヨラーでなくても、キャンプ用の調味料としてマヨネーズをオススメする。
油を忘れた場合にも、その代用として使えるのだから。





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この記事へのコメント
なーるほど! これはいいこと聞きました!
マヨネーズを油代わりにするなんて、素晴らしいです。
僕はクライミングのときはドライフーズ。沢のときはラードだったんですが、今度マヨネーズ常備します♪
Posted by ユウ at 2007年07月20日 21:13
お邪魔します。
はじめまして、ぷっきーと申します。<(_ _)>
どうぞ、よろしくお願いします。

朝食の食パンに、マヨネーズ(^u^)
うちの、だんなも そうなのです(^^ゞ ぽりぽり
でもひとつ、違うのが、パンの上に、半熟の目玉焼き、目玉焼きの上に
たっぷりマヨネーズ、なのです(>_<)
だんな いわく、それは それは、すごくおいしいとのこと・・・。 うわ~

マヨネーズを、油がわり
いいことを、きいちゃいました(*^^)v
Posted by ぷっきー at 2007年07月21日 11:30
ユウさん、どうもです。
ああ、ラードっていうのもいいですね。油がザックの中で漏れたら悲惨ですものね。ちなみにチャーハンにラードを使うと本物の中華の味になりますよね。
Posted by ろんがあ at 2007年07月22日 01:45
ぷっきーさん、初めまして!
そうなんです!目玉焼きにマヨネーズ、たまらないんですよ。でもろんがあは最近コレステロールが気になって、醤油にしてしまいます。
旦那さんにはマヨラー道をつき進んでほしい気もしますが、なんといっても健康第一ですから、ぷっきーさんのチェックも大切でしょうね。旦那さんまによろしくお伝えください。
Posted by ろんがあ at 2007年07月22日 02:27
ところで ろんがあさん、今でも沢やってますか?
僕は、地下足袋にワラジ派でした(^^;; 最近は沢シューズです。
地下足袋にワラジでそのまま登山道に飛び出して、下っていたら、老夫婦に、いまどきあんなので歩いてる人いるのね・・・と言われているのが聞こえてきました(笑)
Posted by ユウ at 2007年07月23日 23:59
ユウさん、どうもです。
ろんがあはもう何年も沢登りはやっていません。5年くらい前にちょこっと沢筋を歩いた時、3mほどの滝を登ったんですが、昔と違って恐怖心でブルブル‥‥情けない話です。
私もフエルト底の沢シューズでした。今はもっといいのがあるようですね。でも、あえて今、地下足袋にわらじというのも格好いいと思いますけどねえ。
Posted by ろんがあ at 2007年07月25日 11:41
今日は暑かったですね!
こんな日は、やっぱり沢登が最高ですね。
黒部の赤木沢、薬師沢あたりが好きなんですが、手短なところで、奥多摩の水根沢にでも行ってこようかな、なんて思ってます。
Posted by ユウ at 2007年08月07日 01:07
ユウさん、どうもです。
水根沢イイですね。途中まで行ったことがありますが、その時は一人だったのでやや危険に思える部分で引き返しました。いまもウォータースライダーできるんでしょうか。
気をつけて行ってきてください。
Posted by ろんがあ at 2007年08月08日 10:38
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